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GCA JOURNAL No.11
ごあいさつ 10周年を迎えて 大西久光
 
当協会は1993年6月に加藤俊輔初代理事長、金田武明元理事長など諸先輩によって設立されました。その目的は設計技術の向上、設計思想の普及、ゴルフ産業の発展、豊かなゴルフ文化の実現でした。

バブルによって、ゴルフ界が最大規模となったのは92年でしたから、当協会の10年はまさにデフレ経済とともにありました。この間、約350のゴルフ場が開場しましたが、いずれもバブル時に計画、着工したものです。つまり設計家にとっては受難の10年でした。

すでにゴルフ場は2400を超え、しかもその90%が会員制だったこともあり、供給過剰になっています。一方、ゴルフ人口は増加していません。しかし、プレーフィーの低下などで、社用族以外でもプレーしやすい環境になり、プライベートゴルファーのプレー回数が増加の傾向にあります。私の推定では年間平均プレー回数は約9回で、仮に、もう1回プレー回数が増加すると1ゴルフ場あたり約4千人の増加となり、4万人に回復します。そのための明るいニュースとしては、ゴルフサミット会議が中心になって取り組んできたゴルフ場利用税廃止運動が実り、一部の利用税が廃止になったので年間70万人のプレー人口が増加すると予測できることです。また、45年ぶりのワールドカップ優勝もゴルフブームにつながる大きな成果でした。

ゴルフ場の2002年の総売上高は、最高時(1992)の60%まで下がりましたが、約1兆2千億円で、その中にはゴルフ場利用税800億円、消費税600億円、固定資産税960億円、合計2360億円という大きな税金が含まれていたと推定できます。ゴルフはスポーツの中で最多のプレー人口ですから、ゴルフ場を利用するだけでもこれほどの税額になります。さらに練習場利用やゴルフ用品購入を加えると、世界でこれほどの税金を払っているスポーツは皆無でしょう。

さらにゴルフは日本経済の中で大きな位置を占めています。ゴルファーに関連する事業として、自動車、ガソリン、通行料、バッグの宅配、保険、ゴルフ場関連への就業者15万人などを考えるとゴルフの衰退は日本経済に少なからぬ打撃となります。

この10年はゴルフの悪い面ばかり強調されましたが、これからの10年は「ゴルフ理念」「自然との共生」「老齢者の健康な生活」等のゴルフの素晴らしさを普及し、健全なゴルフ界の発展を目指したいものです。欧米のゴルフから見ると、ゴルフ環境が整えば、さらにプレー回数は増加します。それらに対応するため、2グリーンから1グリーンへの改造、ニューベントの採用などゴルフ場の改善が必要になるでしょう。

良いゴルファーは良いコースによって育てられます。日本の美しい自然を生かしたコースを造るには開発規制を見直すことも重要です。現在、ゴルフ場の多くが不良債権化したのはゴルフ場とゴルファーの需給関係が大きく狂ったことによります。より良いコースが需要に応じてタイムリーに供給されるように、開発の規制に関しても、協会の英知を集めた提言をしたいものです。

「ゴルフは英国で始まり、米国で成長し、日本で堕落した」との汚名を晴らす10年にするための有意義な10周年にしたいと念願しています。
大西久光
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