ホームページ
設計者協会主旨
会員名簿
コース設計家の歴史
会員設計家のコース紹介
ゴルフマネジメントへの寄稿
GCAジャーナル
お問い合せ
リンク
会員への連絡
 





気になるゴルフ
日本ゴルフサミット会議
「気になるゴルフ」

やめてくださいスポーツ課税
やめてください
スポーツ課税


JSGCA名誉協力会員
秋山 真邦 著


golmaji20

個人情報保護方針
サイトポリシー

 
 
   
一般個人会員募集 事務局からのお知らせ
21世紀ゴルフへの提言
月刊ゴルフマネジメント Architect's Corner  2004 Jul. 協力:一季出版(株)
ゴルフの提言10場 その2
海津康志
 

1年前に「ゴルフの提言10場」をこのページに掲載させていただきました。あれから1年、季節が巡るのは早いものですね。設計家がゴルフ界に提言できるとすれば、どう改善すればゴルフ人口が増加し、すべてのゴルフ場が潤い発展できるかであると思います。十数年前のバブル経済絶頂期であれば、日本にある約2400のゴルフ場はすべて潤っていたはずです。しかし、現在はゴルフ人口が激減し、ゴルフ場同士が価格競争でしのぎを削り、自己破産や民事再生などの法的手段に頼っている状況です。これではいけません。ゴルフ場同士がお客様にゴルフの楽しさを訴えて競争し、発展するならとても良いことですが、なかなか思うようにはいかないものです。
 
最近の傾向として、ゴルフ場の方向が二つに分かれてきたように思います。一つは、多少プレー代が高くてもコースやクラブ(ライフ)の良さを感じるゴルフ場。もう一つはプレー代は安く、ゴルフさえ出来ればいいというゴルフ場。
 
ゴルフ界にとって、どちらも必要だと思います。なぜなら、安くプレー出来ればゴルフをスポーツとして楽しむ人が増えゴルフ人口が増加します。その中から経済的に余裕が出来、クラブライフを楽しむゴルファーが増えてくればいいのではないでしょうか。しかし、どのゴルフ場も後者は選ばす、常に前者を目標にしています。そこで少しでも前者に近づけるよう、私なりの提案を上げてみます。
 
1・コースの欠点を把握し魅力あるコースへの改造計画
新設コースはゴルフ場造成時に多くの規制(大規模開発規制法、都市計画法、森林法、環境アセス等)を受け、クリアするためかなり無理して造成したホールも少なくありません。その様なホールを見直し、どうしたら全体のバランスが良くなるか見極める必要があります。改造費は掛かりますが、長い目で見れば必要な経費だと思います。コースを1ホールずつ検討してはいかがですか。
 
チェクポイント1=ティショットの時、不安な点(OB、谷越え、バンカー、池又はクリーク、幅の狭いホール、樹木が邪魔になるホール等)が2カ所以上ないか。
 
チェクポイント2:2打目も同様に2カ所以上不安な点はないか。
 
アマチュアの場合、9ホールに2.3ホールは不安な点が2カ所あっても面白いと思います、しかし残るホールは1カ所にしたい。ショット時の緊張感は1カ所なら快感になり、2カ所以上はストレスになります。それも2.3ホール続くとそのゴルフ場を避けるようになる。再び度挑戦したいと考えるプレーヤーは少ない。18ホール全体として魅力あるコース、また挑戦したくなるコースへの改造も、これからの設計者の仕事です。
 
2・コース管理の見直し
プレーコストを削減する上で管理費は、大きなウエイトを占めています、人件費を含め18ホールで年間1億円前後の経費が掛かります。あまり軽減すればコンデションが悪くなり、評価が落ちてお客が減少し、ゴルフ場運営にひびく。どうすればいいか。年間管理計画を早めに立案し工程を進め、コスト削減に努めることです。
 
管理責任者は、オートバイやカートでコースを回るのでなく、毎日歩いてチェックをして下さい。お客様と同じ条件で見回ることで、悪くなりつつあるコースを監視できます。これはコース管理責任者としてあたりまえのことだと思いますが、管理者も初心に帰って心がけたい行動の一つです。
 
3・ゴルフ場の宣伝・PR
今は、PRの時代です。お客様にゴルフ場の良いところや面白いところ、美しい場所をPRする。スタッフからメンバーに、メンバーからビジターに広めていただく。例えば「今日は3番のふじの花が満開です」「10番の池の青さが美しいですよ」とか、その一言が印象を強めます。その上お客様とスタッフとのコミュニケーションが高まり、クラブライフにもつながる。また、最近はインターネット時代です。これまでゴルフ場の情報はゴルフ雑誌やコースガイド等で集めましたが、これからはインターネットです。ネットでコースの面白さ、美しさをPRしましょう。若い世代にアピールするためにも。
 
4・従業員の教育・削減
ゴルフ場を運営する上で、従業員の数はコスト削減に大きく影響します、また従業員のお客様への対応でゴルフ場に対する印象も大きく違ってきます。少ない人材で大きなサービス、難しい問題ですが検討しなければならない課題です。従業員1人ひとりが経営者のつもりになって行動することです。
 
5・カート・キャディ
この2〜3年、乗用カート導入コースが急増しています。お客様のニーズがその方向にある以上、これも時代の流れでしょう。その場合、ただカート道路を敷設するのではなく、コースに合った道路造りをお願いします。当然セルフプレー型のゴルフ場になるでしょうから、プレーの進行、打球の安全性、ゴルフ規則も加味して施工して下さい。カートの導入でコースのイメージが変わることもありますから、十分検討が必要です。
 
当然キャディさんの削減にもつながるでしょう。20〜30名を確保し、どんな客層でも対応できる体制を検討すべきです。キャディさんもただカートを動かしているのではなく、お客さんの気持ちになって行動することが大切です。
 
6・食事の件
食事はゴルフの楽しみの一つです。安くて旨い食事、いいですねー。努力して「あのゴルフ場は食事も旨いよ」と言われるレストランにしたいですね。これもコルフ界活性の小さな一つです。
 
ただし、最近は昼食時にビール、酒等があまり飲めなくなりました。アルコールが体内から抜けるのは、飲んでから8時間が必要と言われています。通常、昼食時にアルコールを飲めば4時間で帰ることになります。要注意です。これから迎える夏、ついつい飲んでしまいます。アルコールの好きな方は生ビールが旨いですねー、でも気を付けて下さい。これはゴルフ場の配慮も必要です。今は美味しいノンアルコールも出ています。
 
7・クラブライフ・競技会
ゴルフは3.4名集まらないと出来ないスポーツだと、間違った考えの方が結構います。これはゴルフ場側もいけない所です、会員制で会員以外1人では入れないからです。これからは気安く1人でも入れるコルフ場を検討すべきです。会員プレー枠だけでなく、会員の紹介があれば1人でもプレーが楽しめる、会員紹介プレー枠の検討をお願いします。
 
8・ゴルフ代
バブル崩壊後接待ゴルフは激減し、プライベートゴルフの方が多くなってきました。ポケットマネーでプレーをする、本当にゴルフスポーツを愛する方々の集まりです。コストを削減し、何とか安く出来るよう検討して下さい。
 
9・お風呂場
最近はゴルフ場に女性客も多くなりました。少し前には女性を受け入れないクラブもありましたが、最近は逆に女性はとても大切なお客様です。そこでお風呂場です。昔は来場者数も少なく、女性用の風呂場も狭く小さかった。しかし、女性客にとって風呂はゴルフを楽しむ次に大切なリフレッシュの一つになっています。その改造は大変ですが、検討に値すると思います。改造費をかけても長い目で見れば利益をもたらします。
 
10・プレー時間
お客様のスケジュールに合ったプレー時間の設定が必要な時代です。ゴルフ場の規定を押しつけるのではなく、お客様次第。スループレーの人、ゆっくり昼食を楽しむ人、ハーフプレーの人、それぞれお客様のスタイルに合わせて限られた中で数多くのプレー時間を配置する。これも必要な課題です。
 
以上思うままに10項目提示させていただきました。改善のヒントになれば幸いです。
 

掲載順不同
クリックすると各コースの情報ページが表示されます。
詳細は各コースにお尋ねください。