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世界のコース設計

概説・世界のコース設計 伝統と考え方

金田武明
日本ゴルフコース設計者協会・名誉理事(執筆時)

わが国のゴルフの発展は、まったく他の国にないパターンで進んできた。ゴルフ場造成、ゴルフと社会の関わり方などはその典型だろう。いま、”日本は日本”ではすまされない時代だ。
世界のゴルフを年表をとおして見てほしい。

コースの評価基準は、可能な限り公平を期して

 米国のゴルフダイジェスト誌は、例年”米国ゴルフコース・ベスト100”を発表する。 
 アメリカには、約1万6000コースがあると推定されているが、その中から100コースを選び出すためには、”しっかりした基準”と”公平に、的確に評価できる選者”が二本柱である。 
 わが国での、その可能性を探りながら、コース評価について考えてみよう。

コース評価の基準 7項目
1)ショット・ヴァリュー<SHOT VALUES> 
  リスク(危険を冒す)とリウォード(危険への報酬)が、一つのホールの中で、どのように展開されるかという点。正確性、飛距離、デリケートなコントロールがどれ一つを誇張することなく、バランスよく要求されているか。

2)スコアへの抵抗度<RESISTANCE TO SCORING>   
  チャンピョンシップ・ティーからスクラッチ・プレイヤーがプレイし、フェアでありながら、どれほど難しいか。

3)デザイン・バランス<DESIGN BALANCE> 
  距離、地形、ハザードの位置、グリーンの形状、アンデュレーションなどが変化豊かにコースを造りあげているか。

4)メモラビリティ<MEMORABILITY>
  各ホールに個性があり、しかも、1番から18番まで一貫した流れがあること。プレイ後、明確に各ホールが印象的であること。単調さを極力避けること。

5)エスティックス<ESTHETICS>
  景観の美しさが、ゴルフをより楽しいものにする。
 
6)コンディションニング<CONDITIONING>
  評価するためにプレイした日の、ティー、フェアウェイ、グリーンなどの状態。

7)伝統<TRADITION>
  どのような歴史がつくられたか。公式競技を開催したか。コース設計はどのように寄与したか。ゴルフの起源、真髄を思い起こさせる雰囲気があるか。

 各項目を10点(ショット・ヴァリューは20点)で、計80点満点となる。
 現在、7項目合計80点のほかに、コースを歩けるかどうかに点数が加わる。いつでも歩ける場合は2点、制限時間つきで歩ける場合が1点である。ということは、満点は82点である。

■評価の方法
 ショット・ヴァリュー、デザインバランス、メモラビリティー、美しさは不可欠だが、基準の取り方を変えることはあり得る。
 例えば、パブリックコースであれば、プレイヤビリティーに重点をおいたり、会員制クラブならば、スコアへの抵抗度を重視してもよい。
 設計者協会の立場からすると、コンディショニング(ここでは6番目だが)を重視し、造成(砂、水処理を含む)、管理、芝の種類などに重点をおく評価もあり得ると思う。これを20〜30点の評価点としてもよいだろう。
 安直にできることではないが、わが国でも公平な人選をおこなって、カテゴリー別のコース評価ができるように努力したいものである。

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